ホンダのパワーユニットがF1で勝った!(2019年初勝利時の振り返り)
この記事は2019年初勝利時の振り返りです
ついに、苦難を乗り越えてホンダのパワーユニットがF1で勝ちました!「Engine 11. position 5.」やフェルスタッペン様の華麗なドライビングに涙にくれた素晴らしい勝利でした。
2013年: ホンダ復帰にただただ興奮
さかのぼること、2013年。マクラーレンとホンダのコンビで復活がアナウンスされ天にも昇る気持ちだった。Twitterも完全にうかれてる。
ああ、泣きそう。ホンダさんの参戦が待ちきれないー #f1jp
— はなみちぇ (@hanamiche) 2013年5月15日
@HondaJP こ、これは。。。今日は会社を休んで青山に行けば良かった日なのか!\(^_^)/
— はなみちぇ (@hanamiche) 2013年5月16日
なんせ僕の中でマクラーレン・ホンダの記憶はMP4/4~MP4/6+セナとベルガーが乗っていた赤白のマクラーレン。いきなり勝てると信じてました。 参戦発表時にはホンダ本社にロンデニスやウィットマーシュさんも来日してたし、大きな期待を持っていた。
きてしまったー pic.twitter.com/0bRCGDpE7K
— はなみちぇ (@hanamiche) 2013年5月17日
それが・・・2014年のシーズン後テストでまったく走れない様をみて不安になった。過去のツイートを確認したら2日で5周・・・ でも、そこまで落ち込んではいなかった。これからの辛い日々に気が付いていなかったんだ。
2015年~2017年: 暗黒の時代
その後、2015年のシーズン前テストもまったく走れない状況。ライバルチームは100周を超えて走っているのに、わずか数周の日が続いた。 そして予想された地獄の2015年シーズン、本当に予想通りの惨状だった。
開幕戦ではグリッドにつく前にオイルリークしたり、とにかく信頼性も性能も到底戦えるレベルにはなかった。 ついにはホンダのお膝元鈴鹿ではアロンソに「GP2エンジン」呼ばわりされた。アロンソの言い方も問題だと思うけど、言われても仕方ない側面もあった。ツイートもすっかり落ち込んでました。
つらい時間が終わりましたね。。。「GP2のエンジン」ってアロンソに言わせちゃうのは申し訳ないです。。。
— はなみちぇ (@hanamiche) 2015年9月27日
ホンダとルノーにはせめてPUの性能が同じカテゴリーになるまで自由に開発させて欲しい。
このままじゃ参戦の意味がない。。。 #f1jp #JapaneseGP #suzuka
ほんの少し持ち直す気配がありつつももまったく戦えない2016年があり、2017年に至っては序盤は2016年より後退してしまったように見えた。実際に序盤は後退していたようだ。
ホンダファンとしては大変辛かった。
特に2017年はマクラーレンの聞くに堪えない攻撃もあり「撤退した方がホンダのためなんじゃ・・・」とすら考える事もありました。 もちろんマクラーレンの車体がダメなのもわかっていましたが、パワーユニットが良いとも思えませんでした。
それでも、マクラーレンの攻撃は常識を逸しており、あのような状態を放置しているF1そのものに怒りを覚えました。
2018年: 光が見えてきた
2018年は心機一転、トロロッソとコンビを組み冬のテストから順調に見え、一安心。ただ、走っているだけで凄く安心したのをよく覚えています。 トロロッソがホンダと組んでくれなかったら、供給先がないので自然に撤退する可能性すらあるように見えました。本当にトロロッソには感謝しています。 F1公式Twitterの"Got off to a strong start"の文字が光り輝いて見えました。
カッコイイです。今年は期待してもいいのかも。頑張って! @ToroRosso @HondaRacingF1 #f1jp #ToroRosso pic.twitter.com/NHFohmkfMd
— はなみちぇ (@hanamiche) 2018年2月27日
開幕戦ではMGU-Kにトラブルが出てしまったものの、バーレーンGPでガスリーが4位になり戦える様になったことを示してくれた。
そして、彼の「We can fight!」に涙をこらえることができなかったのを覚えている。 話は変わるけど、ガスリーありがとう。僕はあの時初めて希望を持てました。あの時の感動は忘れていません。
ガスリーさんのチェッカーフラッグ後のチームラジオ。 Unbelievable!!! and Now we can fight!!💪💪💪https://t.co/Nz6B4BKlNS #f1jp
— はなみちぇ (@hanamiche) 2018年4月10日
その後、順調にパワー、信頼性共に向上させていったようにみえ、2019年にむけて期待が膨らんだ。特に終盤に持ち込んだスペック3では「ついにルノーを越えた?」と言うレベルに仕上がっていた。
2019年: そして、ついに勝った
ついにトップチームのレッドブルと組んだ2019年、メルセデスの圧倒的なパフォーマンスもあり、さすがにすぐ勝てるほど甘くはなかった。 そして今年に限ってレッドブルのシャシーがよくなかった。ニューウェイ先生が張り切るとピーキーで乗りにくい車になるというジンクス(?)なのか・・・
しかし、ついにレッドブルの地元であるオーストラリアのレッドブルリンクで復帰後初優勝。 フェルスタッペン様がスタートでミスをしてからの圧巻の走りがよりドラマを感動的なものにした。
これからもどんどん勝って欲しい、レース中にPUのパワーを上げた指示はしびれました、僕がみたかった攻撃的なホンダをみることができてうれしいです。「Engine mode 11」ってそういうことですよね?😊 #PoweredByHonda #f1jp
— はなみちぇ (@hanamiche) 2019年7月1日
ホンダもいつもより攻撃的な姿勢で挑んでいるように見えた、特に終盤の"Engine 11. position 5."は本当にしびれました。 まさに僕がみたかったF1とホンダがそこにあるように感じました。 本当に長かったです、長かった。
でも、おそらくホンダの関係者のみなさまが本当に辛かったと思う。僕らファンには過度な期待をかけられているし・・・(ごめんなさい) 公式Twitterでも取り上げられていたホンダの方の涙はすごく美しく、本当に辛かったんだな、とジーンときました。 note書かれている広報のスズキさんとの情報がありますが未確認・・・
良い涙だなぁ😭😭😭😭😭 https://t.co/Em8gK5xQKN
— はなみちぇ (@hanamiche) 2019年7月1日
ホンダの関係者の皆さん、IHIなどの皆さん、本当におめでとうございます!感動をありがとうございます!
これからもどんどん勝って欲しい、繰り返しになりますがレース中にPUのパワーを上げた指示はしびれました。 「Engine 11. position 5.」僕がみたかった攻撃的なホンダをみることができてうれしいです。
優勝してから今日まで、いろんな動画や記事、ツイートをみる度に涙がこみ上げるのが困ったものです。うれし涙はいつでも歓迎なので、また、よろしくお願いします。
2021/07/10 追記
そしてついに2021年はタイトルが狙える所まで来ています。 次のシルバーストンで勝ったら、いよいよ現実味が帯びてきます。